※アンチパスバック機能をご利用前に下記注意点をご確認ください。
■ アンチパスバック機能について
ALLIGATE Lock にて、入室する際に、カードリーダーをかざして入室したログがないと、部屋から退室する際に照合ができなくなる機能です。(退室時の照合記録がない場合も入室ができなくなります)
共連れ防止や勤怠システムと連携している場合など、全社員に確実に入室と退室でカードをかざすことを促す為にも効果がある機能になります。
また、入退室時に通行制限はせずに、アンチパスのエラーとしてログだけを記録するモードも用意してます。(ログを見ることで正しい入退室をしない人を特定することができる)
■ 注意事項
この機能をご利用する際は、以下を最新にする必要がございます。
- ALLIGATE Lock のファームウェア
- ALLIGATE スマホアプリ(Android/iOS)
*2020年11月以前からご契約いただいているお客様はファームウェアが古い可能性がございますので必ずアップデートをお願いします。
この機能は扉の内側・外側、両面カードリーダーで運用しているALLIGATE Lockのみでご利用頂けます
使い方を十分に理解せずにご利用すると、
「部屋に入れない」だけでなく、「部屋から出れない」状況になることがございます。
十分にご理解の上,、ご利用下さい。
※そのような状況になった場合の対処方法もございます。
■ 設定手順
1) 管理ツールからゲート編集画面を開く
ALLIGATE Webアプリに組織管理権限のあるユーザーIDとパスワードでログインしてください。
https://alliboard.alligate.net/#/
「ゲート」メニューを開き、対象のゲートを編集します。
例えば、
ALLIGATE Lockで扉の内側(テストゲート_OUT)と外側(テストゲート_IN)それぞれのゲートがある場合、どちらか一方のみのゲートの設定を選択します。
2) ゲート編集画面で設定を行う
アンチパスバック対応のゲートの編集画面を開き設定項目を確認します。
以下のように、ログモード、通行禁止モードいずれかを設定します。
- 通行禁止モード(エラーログ、通行不可)
出る時・入る時にカードをかざさないと出入り出来なくなります。
- ログモード(エラーログ、通行可能)
出る時・入る時にカードをかざさないと警告のログが出ます。
3) 設定を確認する
設定完了後、「ゲート」メニューから、設定した扉の内側ゲート・外側ゲートのそれぞれの設定を確認して、ペアで設定されている事を確認します。
4)設定をゲートに反映する(スマホアプリで実施)
ALLIGATEのユーザーの設定で「ゲート設定権限」のあるユーザIDとパスワードでログインしてください。
以下の手順でゲートに設定を反映します。
※入口側、出口側両方のカードリーダー へ反映お願いします。
※設定中はドアストッパーで扉を開けた状態で実施して下さい。
※注意事項
必ず、ゲートのファームウェアとスマホアプリのバージョンを最新にして下さい
□ スマホアプリはAndroid/iOSそれぞれのストアから最新版へアップデートして下さい
□ Lockのゲートファームウェアは以下をご確認下さい
Logger / Lock のファームウェアアップデート方法(新Version)
■ 照合ログの表記について
・ログモード
対向側で照合(通行)したログがなくても照合がNGになることはなく通行はできます。
その際の照合ログは、対向で照合してないのに通過した事を示すエラーログ(ログID:009)が残ります。
・通行禁止モード
対向側で照合(通行)したログがない場合、通行禁止エラー(ログID:114)が残り、通行もできません。
■ アンチパスバック状態のリセット方法
アンチパスのエラーを検知した際は、対向のゲートで照合すればエラーは消えますが、それが出来ない場合など、スマホアプリにて状態をクリアすることができます。
<手順>
ALLIGATEのユーザーの設定で「ゲート設定権限」のあるユーザIDとパスワードでログインしてください。
以下の手順でゲートに設定を反映します。(ゲートの近くで実施してください)