■ はじめに
ここで想定しているユースケースは、日付変更線を越えて翌日に退勤した場合でも、当日分の退社で打刻を行いたい場合となります。また、退勤が出勤から24時間経過していないことが条件となります。
■ 設定項目
TeamSpirit連携でシフト勤務に対応するには、TeamSpirit連携用Webアプリにて、下記設定が必要となります。また、出勤/退勤用に2ゲートが必要となります。
■ 事前準備
- TeamSpirit連携用Webアプリにて、TeamSpiritと連携設定を行ってください。
- TeamSpiritのWEBアプリの環境設定にて、下記設定が必要となります。
※以下は、TeamSpiritのWEBアプリでの設定となり、TeamSpiritのシステム管理者のアカウントが必要になります
TeamSpiritのWEBアプリの管理メニュー ⇒ 「環境設定(システム管理者向け):【システム】システム関連の設定をする」にある、「退社打刻は出社時刻から24時間後までとする」を有効に設定してください。
※以下は、TeamSpirit連携用Webアプリでの説明になります。また、ALLGATEの組織管理権限があるユーザーでログインしてください。
■ 勤怠連携設定
打刻対象日付をTeamSpiritで判定を行う様に設定を変更します。
「打刻対象日付はTeamSpiritが判定する」をONにし、「設定を保存」ボタンをクリックしてください。
確認画面が表示されるので「OK」ボタンをクリックしてください。
■ ゲート連携設定
出勤/退勤用にそれぞれゲート設定を変更します。
出勤用のゲートの入退室設定を「IN」、退勤用のゲートの入退室設定を「OUT」に変更し、「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
設定が完了しましたら「閉じる」ボタンをクリックしてください。
以上で設定は完了となります。
■ リアルタイム反映と翌日反映の動作について
基本的には、打刻対象のログがあった場合に、日付変更線から最初のログを出勤、最後のログを退勤としてTeamSpiritに打刻の反映を行います。
- リアルタイム反映:3分毎に出勤と退勤の打刻を行います。
- 翌日反映:前日の出勤と退勤の打刻を1回行います。また、連携設定の「打刻対象日付はTeamSpiritが判定する」がON かつ 前日の出勤と退勤より前にOUT側ゲートのログが存在する場合、前日の出勤に一番近いログを前々日の退勤として打刻を行います。
- 手動送信:指定した範囲で出勤と退勤の打刻をそれぞれ1回行います。また、連携設定の「打刻対象日付はTeamSpiritが判定する」がON かつ 指定した日付の出勤と退勤より前にOUT側ゲートのログが存在する場合、指定した日付の出勤に一番近いログを指定した日付の前日の退勤として打刻を行います。
■ 有効なユースケース
有効ケース①
有効ケース②
有効ケース③
有効ケース④
■ 無効なユースケース
無効ケース①
無効ケース②
※このケースで、翌日6:00の打刻を当日の退勤にしたい場合は、OUT側ゲートで打刻を行うか、日付変更線を6:00より後に変更してください
無効ケース③
無効ケース④